
旅×トレイルランニング
トレイルトリップは、トレイルを走るだけではなく、その前後に旅も楽しむ提案です。
長く過酷なレースへ挑戦するのもひとつだけど、トレイルはもっと自由に楽しんでいい。
楽しむ余裕をちょっと持つと、いつものトレイルでも季節の移ろいとともに色んな表情があることに気づく。ドアを開けて走り出せば都会にも凸凹した道はあって、そこを走るだけで何だか気持ちがいい。
そして、レースと同じくらい、その前後も楽しんで欲しい。

旅先で風土に触発される
旅は不思議な力を持っていて、色々なものが新鮮に見える。
(誰しも旅先でつい夢中になってシャッターを切った経験があるのでは?)
山・川・海の魅せる景色を望み、土地の人と言葉を交わし、育まれてきた文化に触れ、地場の食を味わっていると、いつもとは違うことに意識が向いていく。
走ったあとに、いい湯に浸かり、うまい酒とご飯、風を感じながらごろりとする。ただそれだけでも土地をカラダが感じてる。
五感を使って自然の懐で走っているときと、日常を離れる旅には通じるものがあって、気持ちが豊かになるポジティブが沢山詰まっている。

「トレイルを走る」にちょっとした「旅の楽しみ」をプラスする
加賀海岸シーサイドトレイルトリップでは、そんな楽しみ方をする人が増えたらいいなと思っています。
加賀・橋立地域で出会えるのは、霊峰白山を望み、大パノラマが広がる加佐ノ岬から片野海岸まで続く海岸線のトレイル。片山津・山代・山中の3つの温泉郷。北陸屈指の橋立漁港であがる、ズワイガニ、甘エビ、アカイカなどの四季を通じて楽しめる海の幸。

道 ー 航路や街道が土地を繋ぎ、育んできた歴史・文化を旅する
橋立町地域は、18世紀半ばから北前船の集落として発展してきました。当時、大阪から瀬戸内海を経て北海道までをつなぐ日本海側の航路は経済の大動脈。北前船は寄港地で売買をしながら大量の物資を運び「一航海千両」といわれる富、そして文化をもたらしました。今も北前船主の豪邸が建ち並び、海と共に生きてきた文化が色濃く残されています。
大聖寺エリアは能楽や茶の湯など独自の文化や美意識が育まれ、緻密で鮮やかな九谷焼が大聖寺藩の施策として始められた土地です。そして『日本百名山』の著者である深田久弥の生誕地でもあります。
動橋(いぶりはし)エリアは、江戸時代から北國街道の宿場町として賑わい、今も造り酒屋や加賀棒茶の老舗が商いを続けています。
地元の人達が愛し育んできた自然・文化・食を、ぜひ自分の脚で歩き・走りながら体感してみてください。

スペシャルナビゲーター

石川弘樹さん
Hiroki Ishikawa
日本人初のプロトレイルランナー。
旅×トレイルランニングを一つの線で結びたいと思ったとき、真っ先に浮かんだのが石川弘樹さんでした。
トレイルランナーとして国内外を飛び回り、走るために旅をし、旅をしながら走って30年余り。石川さんは新たなトレイルを発見すると今でもワクワクが止まらず、そして一本の道(トレイル)が描くラインが好きなのだと語ります。
大会をプロデュースし過酷なレースと短くて参加しやすいレース、どちらの大切さもよくご存知で、レースだけじゃないトレイルトリップの楽しみ方を体現している。
加賀海岸シーサイドトレイルトリップでは、地域の皆さんと手を取り合いながら、世界を旅し走ってきた石川さんの新鮮な視点を加えることで、加賀・橋立地域の豊かな自然と魅力を活かし、五感を刺激するトレイルトリップの在り方を提案していきます。
